2015年6月10日水曜日

実習船「海友丸」長期の航海実習へ!


水産高校実習船「海友丸」長期マグロ延縄実習へ!

今年で6年目を迎える長崎・福岡・山口3県の水産高校共同によるマグロ延縄漁業実習出港式が、松が枝国際埠頭で行われました。

長崎県立鶴洋高等学校 実習生30名、福岡県立水産高等学校・山口県立水産高等学校の専攻科生18名に、指導教員、乗組員含む計76名が、これより東シナ海を抜け中部太平洋、マーシャル諸島海域にて53日間に及ぶマグロ延縄漁業実習です。
出港式には、鶴洋高等学校の生徒や仲間、父兄による壮行で広大な海の教室へ出発です。


鶴洋校長式辞、県教育委員会長のあいさつでは、衰退、減少が進む水産・海運業の新たな担い手として先輩船員指導のもと仲間と助け合い実習に励むよう期待の言葉が述べられました。




実習生は、周囲への感謝と鶴洋高校伝統の「海を開く」を信念に、夢への実現に向けチームワークと充実した実習を誓い海友丸へ乗船。盛大な仲間の激励やあいさつの飛び交う中、10時30分に北太平洋を目指し出港しました!



水産実習生の今後は、マーシャル諸島海域にて53日間のマグロ延縄漁業・海洋観測や漁場調査実習を経て7月中旬にホノルル港〜静岡/焼津寄港の研修寄港の後、8月1日に寄港予定です。

実習生の皆さん、辛い事もも楽しい事も仲間とともに、長期実習がんばって下さい!!

海友丸(福岡県立水産高等学校・長崎県立鶴洋高等学校・山口県立水産高等学校、共同運航実習船)
竣工 : 長崎造船 2010年3月 4月より運航
総トン数 : 698トン
全長 : 67.74メートル
全幅 : 10メートル
最大乗船人数 :90名(生徒60名)

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